診療・検査部門のご案内

リハビリテーション部門

リハビリテーションとは

リハビリテーション部門

リハビリテーションの目的は、患者さまが日常生活動作を自立して行い、かつ、日常生活に関連する動作も快適に行い、介助量を軽減し、環境を整備・適応し、ひいては、QOL(quality of life : 生活の質)を高めることにあります。 当法人のリハビリテーションサービスは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法から成り、発症から急性期、回復期、維持期にかけて切れ目なく行われています。

リハビリテーションスタッフ(PT・OT・ST)(平成25年4月現在)

理学療法士 18名 作業療法士 7名
言語聴覚士 3名 非常勤勤務 2名

理学療法とは

理学療法とは、主に起き上がる・座る・立つ・歩くなどの基本的動作能力の回復を目指します。そのために関節運動・筋力増強運動・起きあがり動作練習・起立歩行練習などを行い、日常生活や社会生活活動に結び付けていきます。
また必要に応じて装具の活用や、物理療法(温熱・電気・寒冷)なども組み合わせて治療を行います。

作業療法とは

作業療法とは、日常生活上の困難に対して、「作業」を利用して治療・指導・援助を行います。具体的に以下のアプローチなどがあります。

家事動作、外出、趣味活動へのアプローチ

退院後に必要となる料理や掃除などの家事動作や、買い物などの外出、園芸・編み物などの趣味活動を安全に行うための訓練や指導します。

職業関連活動へのアプローチ

職場復帰や再就職を希望している方に対して、必要な能力や行える能力の評価を行い、訓練やアドバイスを行います。

退院後の住環境への指導、ご家族さま指導

安心して自宅に退院できるようにアドバイスします。
退院前に、ご家族さま・患者さまと一緒に自宅に伺います。手すりの設置や段差解消など住宅改修の提案をします。また、ご家族さまにトイレや車椅子移乗などの介助方法を指導します。

福祉用具の選択

日常生活で使用しづらいものや、行いにくい動作に対して適切な福祉用具を選択し、使用方法の訓練を行います。

レクリエーション

当院では作業療法士がリーダーとなり、レクリエーション(物作りやゲーム、季節のイベント)を行っています。集団生活で必要なコミュニケーションを促します。また、入院生活での楽しみを提供します。

言語聴覚療法とは

コミュニケーションや食事で困っている方に対しリハビリを行います。
「話すこと」や「聞こえ」、「食べること」に障害のある方の機能の維持向上を図るために訓練や検査、指導その他の援助を行います。対象は失語症、構音障害、音声障害、高次脳機能障害などのコミュニケーション障害や摂食・嚥下障害などです。
摂食・嚥下障害は、脳血管障害などで食べる能力や飲み込む能力が低下し、食事中にムセたり上手に「食べること」ができなくなります。当院では嚥下機能の評価・診断に嚥下造影検査(VF)を導入しています。外からは分かりにくい口やノドの運動をX線透視装置を用いて観察することで、嚥下の全般を把握することが可能です。

他サービスとの連携

各施設、各部署にリハビリテーション関連職(PT、OT、ST等)を配置。同一敷地内に多様なサービスが存在するため、情報交換がスムーズに行えます。
退院後も継ぎ目のない連携で、生活をサポートします。

職員教育

リハビリ科では、スタッフの知識、技術の向上を目的に勉強会を行っています。
医師、非常勤講師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が集まり、患者さまの病態理解、リハビリ内容の検討、退院に向けての方針を検討する症例検討会を行っています。また、非常勤講師による臨床指導や「OSCE(オスキー)」と呼ばれる接遇や技術の試験を通し、リハビリ科の全スタッフの知識、技術の向上を図っています。

リハビリテーション科のデータ

対象疾患の割合

前年度に当院でリハビリを行った患者さまの疾患の割合です。多くが脳血管疾患(脳卒中や廃用症候群など)で、次いで運動器疾患(骨折等)、呼吸器疾患(肺炎等)でした。


平成24年度 リハビリ対象疾患割合

日常生活能力の改善度

日常生活の自立度をFIM(フィム)という評価法で、得点が高いほど日常生活の自立度が「高い」と判断されます。全国平均と比べて入院時の自立度が低く、重症な方が多いことがわかります。しかし退院時は自立度が改善しており、特に回復期病棟の改善が高い結果になりました。

業績一覧

2010~2012年の業績一覧(PDF:180KB)

資格等

主要学会の資格等

PT

壹岐:専門理学療法士(生活環境支援理学療法)(日本理学療法士協会)

ST

北川:認定言語聴覚士(摂食嚥下障害領域)(日本言語聴覚療法士協会)

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